ウメです。
私は持ち家派か賃貸派でいえば、賃貸派で、
土地建物っていくらくらいだろうと調べたことはありますが、
やっぱり色々デメリットがあると思って、具体的に買うことは考えていません。
でも、じゃあ年取ったらどうするのって話で。
いや、年取らなくても、今でも、無職になったらなかなか貸してもらえないんじゃないのって話で。
今後どんどん高齢化が進む中、高齢者お断りの賃貸は成立しなくなる
という論法の記事を最近読みました。
それはどうでしょうね。
同じような記事を15年くらい前にも読みましたよ。
その時からなにか変わったか?
否。
相変わらず高齢者がアパート借りられない問題は存在します。
この15年変わらなかったものが、今後15年で変わるかしらね。
そう期待して準備をしないのは、あまりにも無謀。
高齢者がアパートを借りるとき、大家視点でのリスクってまあ色々ありますが、
それって別に高齢者だけじゃないと思うんですよね。
若い人でも、起こり得るリスクです。
でもそれに対応しようとしているのではなく、可能性の低さに期待してただ目をつぶっているだけに見えます。
貸す側のこのような意識状況では、何年経とうと変わるはずもありません。
少ないながらある高齢者歓迎の賃貸は、築年数が古いところが多いです。
私の住む市で調べたら、新しくても築30年でした。
築50年ものとかザラなので、私が高齢者になる頃にもまだあるかもしれません。
しかし30年前の間取りは、リフォーム具合にもよりますけど使いづらいものがあります。
50年経つと、木造アパートじゃかなり怖いですしね。災害とか。
うまく良いアパートに出会えたらいいですが、あまり期待できません。
そうなるとより現実的なのは、サービス付き高齢者向け住宅です。
安くても家賃10万は超える一方、部屋は狭く、共有部分が多いので、
プライバシーという意味ではアレですが、
コミュニケーションという意味では良いかもしれません。
しかし今のところ、満室だったりします…。
ただ民間アパートと違って、このようなシニア向け住宅は今後増えることを期待できるかもしれません。
大事なのは、選択肢をいくつか用意しておくことだと思います。
嫌だけど最悪、土地建物の購入も、私は選択肢に残しています。
つまりその資金を置いておくこと。
例えば65歳でマイホームを購入せざるを得なくなったとして、
まあ郊外なら3000万円くらいでいいかな、
あとその後の資金2000万円を置いておくとすると、
私の場合、65歳までの約20年は、
1ヶ月20万ほどの出費に押さえれば、収入が0になったとしても生きていけます。
実際は多少稼ぐつもりなので、老後の資金には余裕が出るはず。
マイホームでも老人ホームでもサ高住でも民間アパートでも、どんと来い!