ウメです。
セミリタイア資金を作るためには、金融機関や保険会社の積み立てなんかよりまず、国が用意している制度を利用するほうが確実にお得です。
セミリタイア界隈では利用することが当たり前になっている制度で、今更なんの目新しいこともないと思われる方も多いでしょうけど、
2年後(仮)にセミリタイアを目指す40代独身会社員の私の視点から見てみたいと思います。
今回はふるさと納税についてです。
てきとうな説明
ふるさと納税は2008年(平成20年)に始まった制度です。
もう13年も経つんですね。
かなり定着した・・と思いきや、まだやったことのない人が私の同僚にもたくさんいます。
なんでやらないのか聞くと、よくわからないから、と言われますが、多分知る気がないだけなのかなと思ってます。実際は全然難しくないですもんね。
なかには、自分の自治体に税金納めたいから、という人もいました。なるほど。
来年支払うべき住民税の一部を他の自治体に先払いすることにより、払った分だけ来年の住民税が安くなる(±0,ただし自己負担(参加費)としてー2000円)。そしてその自治体からは自分で選んだ御礼の品がもらえる。
つまり、1年間でもらう御礼の品の価値の合計が2000円以上であればお得、ってことです。
節税ではありません。
楽天ふるさと納税のようなポータルサイトから、ほしい返礼品を選んでポチれば、もうその自治体に納税したことになります。
ただし、その後手続きをしなければ、ただの寄付になっちゃうので、よくわからないのはこのへんなのかなと思います。
てきとうな手順
- 楽天ふるさと納税のようなポータルサイトで去年の収入から自分の限度額をシミュレーションしてもらう。
- ほしい返礼品を選んで、限度額内でポチる。限度額内なら何種類でもOK。
- ワンストップ特例を利用するか? まあ一応「利用する」にしておくか。
- 自治体から返礼品と書類が届く。(1ヶ月以上かかることもある)
- 書類を返送する(ワンストップ特例)か、返送せずに確定申告するか。
私の場合
逆にセミリタイアして収入が少なくなったら、納税額も少なくなり、ほとんど恩恵を受けられません。
だから今のうちに利用し尽くさないと!
ただ限度額ギリギリまでやるのは危険です。シミュレーションで出してくれるのは、あくまで去年の年収をもとに出す概算なのですから。
私の去年の年収からだと、限度額は
簡易版79,000円
詳細版78,000円
でした、これに対し実際に去年ふるさと納税したのは
65,000円
でした。ちょっとビビりすぎましたか・・・。 😖
まあ超えてしまうよりは良いとします。
ちなみに返礼品としてもらうのは、その年の気分によってですが
- 普通なら買わないスイーツや贅沢品
- 日用消耗品(食品含む)
- ちょうど買い替えたい小物
- 日用消耗品(食品含む)
として、ミックスナッツをもらうことが多いです。
だいたいいつも1万円ずつ寄付してるのですが、一人暮らしには多いくらいの量が届きます。
トイレットペーパーなどもらおうものなら、確実に置き場所に困ることでしょう。
生鮮食品も冷凍庫に空きがないとやばいです。
なので日持ちして、場所を取らなくて、容器などが燃えないゴミでないものを中心に選んでいます。
お呼ばれのときの手土産なんかにもいいです。ま、いつ届くかわかんないんですけどね。
ワンストップ特例か確定申告か
去年はワンストップ特例を利用しました。
これは、ポチるときに「利用する」にしておくと、自治体から書類が送られてくるので、それに記入して身分証のコピーと一緒に返送すれば、確定申告しなくて済む制度です。
ただし寄付する自治体が5箇所までのときのみ有効です。
最初は便利だと思ってたんですけど、今後はもう利用しないと思います。
なぜなら、マイナンバーカード等のコピーを用意しなきゃいけないし、自治体によっては返信用の切手をはらなきゃいけなかったり、書類がほぼ白紙で記入箇所が多かったり、同じ自治体に2回目の寄付をしたときもやっぱり送らないといけないしで、割とめんどくさいです。
確定申告なら1回で済むし、e-taxなら家にいてもできるし、来年の確定申告からはさらに簡素化されます。
e-taxは事前準備が必要なのですが、一度やっておけばこの先ずっとネットでできるし、ふるさと納税の確定申告くらいならもうホント簡単です。
ちなみに確定申告すると、忘れた頃に所得税の還付通知書が来ます。数千円くらい振り込まれました。
ワンストップ特例を利用した場合は、このような還付通知書はきませんが、住民税で調整されますので、税金面で損得はありません。
今年はまだ30000円しかやってない~。
あと残り3ヶ月の間に、タイミングを狙って75,000円の寄付目指すぞ!