父から100万円を手渡された話

2024/05/26

制度の話

t f B! P L

 ウメです。

実家のお掃除のため帰省したとき、

父から100万円の現金を手渡されました。

「今年の分」

と。

これは、生前贈与で、終わったら相続放棄をしてくれと言われています。

しかし私は、相続放棄をするつもりがありません。

というのは、父から提示された金額が、遺留分にも満たないからです。

なので、相続税や贈与税がかからない方法で贈与してほしいと言い、

年間110万までの贈与を受け、相続時精算課税制度を利用することにしたのです。

そうすることで、贈与が終わるまで何年かかかるので、

言い方はアレですが、その間に実際の相続が発生すると思っているのです。

発生しなくても、何年も経つうちに渡すの忘れるんじゃないかというのも。


そもそもの話、生前に相続放棄させることはできません。

念書を書いてくれと言われていますが、書いても無効になります。

遺留分の放棄ならば、家庭裁判所に申し出て認められれば可能ですが、

それをやることができるのは相続人である私。

父にはできません。


で、今回は2度目の贈与を受けたわけですが、

前回振込だったのに、今回手渡しでした。

その際、「さっさと全額渡してしまいたい。現金で渡したら税務署にバレない」

と言っていました。

バレないわけあるか。

こんな誰でも考えそうなこと、しかも簡単に調べられること、

お金の流れを追うプロに対して、考えが幼稚だと言わざるを得ない。

というより、早く相続放棄してほしいという思いが見え隠れしているのがわかります。

トラブルを避けるため、あえて私からいいませんが、前述のとおり念書は無駄です。


世間では、実家に住み続ける人がいるなら、その他の兄弟は相続放棄することが当然、または美徳のような考えがありますが、

私はそれに賛同できません。

そもそも、「家を継ぐ」という考え自体、私には賛同できないところ。

実家は、まあまあ長く続く家系で、かつて地主でもあったので、

土地もいくばくかありますが、

なにぶん田舎で、とても安く、使い道が限定されていて、なかなか売れない。

負動産であります。

それならば相続放棄したほうが楽な面はあるのですが、

そうしてしまうと、土地について口を出すこともできなくなります。

実際相続が発生し、相続財産を詳らかにしてから考えるのが良いと思います。

幸いその頃には私も仕事をやめているでしょうし、

考えたり手続きしたりする時間は、十分にありそうですから。



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