ウメです。
私は会社で斡旋している個人年金に入っています。
仕組みはよくわかっていませんが、生命保険のコースと、個人年金のコースとあり、利率はどちらも同じ、保障も同じ、保険料控除の区分だけ違います。
利率は1.2%とパンフレットに大きく書かれていますが、
実際は、私が支払った保険料(=積立金のつもり)から、保険会社の手数料を引いて、更に生命保険の分を引いて、残りの金額を運用するカタチになります。
そのため最初の3年は元本割れすると明記されています。
実際の利率を計算した人がいるのですが、その人によると0.9%ほどだそうです。
また保険料控除により戻ってくる所得税は、私の場合2万円ほどです。
税控除のことを考えて、最低限の掛け金に設定する場合、(旧制度なら)生命保険・個人年金それぞれ8000~9000円にするでしょう。
【肯定派】節税にもなるし、銀行に預けるよりマシじゃん?
【否定派】保険料控除を差し引いても、その掛け金を普通に投資したほうが利率全然いい
だいたいこんな感じ?
私はもちろん投資派なので、【否定派】の意見に近いんですけど、それでもなんでまだ入っているのかというと、【否定派】の「その分を投資に回したほうが」という部分がちょっと引っかかってるんですよ。
その分って、どれ?
そもそも、投資を全くしていない人に対してであれば、それもわかります。
解約して、その掛け金をそのまま積み立てNISAに突っ込めばいいっていうんですよね。
でももとから投資している人は・・・?
解約して、投資額にプラスしろってことかしら?
そうなんですよね?
私が普通に投資する場合、
[収入](変動)ー[生活費](変動)ー[積立投資](固定)=[普通預金](変動)
なわけで、普通預金が増えてきたら積立投資を増やしたりETFをスポット購入したりする感じなんですよね~。
正直、毎月1万6000円という中途半端な金額を追加してもね、と思ってしまうのです。
特に今私は積立投資強化期間なので、毎月の収入を大きく上回る70万円を積立投資しています。
なぜ強化期間なのかというと、M証券にある投資信託を売り払いたい+普通預金が増えてきた からです。
今、この年金積立を解約すると、今までに積み上げた約500万円が、普通預金にプラスされてしまうのです!!
恐ろしすぎるやろ~~~!😱😱😱
更にこれ以上毎月の積立額を上げろとか、厳しいこと言わないで…。
銀行においておくくらいなら・・・という【肯定派】の気持ちもわかってしまうお年頃。
解約は、投資資金がなくなってからでいいんじゃないかな。
なお退職したら強制解約の模様。。。
私が入っているのは団体保険なので、元本割れ期間は3年ですみますが、
普通にほけんの窓口などで探しても、同様の年金積立保険はないと思います。
一方で、
余計な保険がついていなくて、元本割れしなくて、利率が満期時で3%、生命保険料控除が使える
という明治安田生命のじぶんの積立という積立保険があります。
銀行においておくくらいなら・・・という方々に人気なようですが、私は以下の理由から見送ります。
・満期(10年)まで預けなければ3%にならない。積立期間(5年)は金利0%
・積立上限額が2万円までなので、最大額を満期まで預けても、利益は36000円。
・契約時に面談がある。(他の保険を勧誘される)
・既に生命保険料控除を使っているので旨味は少ない
まあ要するに、10年かかって36,000円か・・・と思ってしまう投資派なウメでした。