
ウメです。
セミリタイア・サイドFIREのモデルケースは、
今の仕事を退職し、資産を切り崩しながら(配当金をもらいながら)、不足分を別の仕事で補う
というものです。
月に10万円程度をアルバイトで稼ぐ、といっている記事が多いように思います。
私は自分のセミリタイアをシミュレーションするにあたって、これは非現実的と、選択肢から外しました。
あくまで私の個人的な状況と考えによるものですが、以下が理由です。
まず、私は今の職場環境について、
仕事は全く面白くないけど、労働環境(給料含む)についてはあまり不満はない
と思っています。
部署が変わればまた変わるかもしれませんが、今の段階では、そうです。
同じ会社でも、業務量や人間関係を理由にやめていく人はいるので、私も今後、辞めたくなるような環境に置かれる可能性はあります。
ただ、そうなっても、1年ほど耐えて部署異動を本気で願い出れば、異動できる可能性が高いです。
「異動させてもらえないなら辞めます」と言えるほどの資金の準備はすでにできています。
なお、手取りは約30万円です。
では、退職後、アルバイトで月10万稼ぐとは、どういうことになるでしょう。
簡単に見つかりそうなものといえば、コンビニとかスーパーでしょうか。
時給1000円として、10万円稼ぐためには少なくとも月100時間働く必要があります。
1日8時間なら週3日以上です。
今は週5日の労働なので、これにより、週約1.5日、月当たり6日ほどの自由時間が増えることになります。
つまり6日を20万円(今の手取りとの差額)で買ってるような状況です。
しかも、そのアルバイトは、自分のやりたい仕事でしょうか。
もしお金のためと割り切ってやるような仕事なら、あえて今の仕事を辞める理由になるのか?と思いました。
もちろん、好きなことだけやって生きるというような贅沢ができる身分ではありません。
というかそんな人は存在しないのではないでしょうか。
多かれ少なかれ、やりたくないことをやる時間は必要です。
やりたくないことをやる時間を減らすためのセミリタイアなのに、あんまり減ってないよね?
そういう理由で、私は、退職して、アルバイトでほそぼそ稼ぐという手段は選択肢から外しました。
それくらいなら今の仕事を1年長く続ければ、アルバイト生活3年分の収入になるので、完全リタイアに近づくじゃない?
じゃあどうするのかというのは、また別のお話。

