
ウメです。
持ち家派か、賃貸派か、と言われれば、賃貸派です。
セミリタイアする前と、した後で、考えが変わるかもしれません。
する前の今は、迷うことなく賃貸派です。
しかしセミリタイアしたあとで発生すると思われる問題を考えると、
持ち家についても真剣に考えないといけないと思いました。
セミリタイアもリタイアも、勢いでするものじゃない、念入りな計画のもと、いろんなリスクを考えておかないといけない、というのが私の考えです。
で、私がまだ不安を払拭できない問題が、老後の住処問題です。
私は賃貸派なので、借りられれば問題解決なのですが、
高齢者には貸してもらえないということもちょくちょく発生しているようです。
実際のところ、選ばなければ、貸し手はいると思います。
私が高齢者になるころ、高齢化はもっと進んでいるでしょうし、
不動産業だって、高齢者を相手にしなければ生き残っていけないと思います。
ですがこの考えはあまりに自分にとって有利に捉え過ぎというもの。
高齢者に貸したくない理由は、家賃が払ってもらえないというより、孤独死や相続問題に巻き込まれることらしいですから。
もう一つ、セミリタイア後に開業する時、持ち家があれば事業所登録ができるという点です。
来客がないことを前提にしても、賃貸だと難しい。
別にレンタルオフィスを借りると、固定費が増えるため、
稼がなければいけない金額が増えてしまいます。
たしかに家を買えばこれらの問題は解決します。
「家」だけなら、一人用の狭い家だと600万前後からあるようです。
しかし土地も買わなければいけませんからね。
間取りも大事だけど、何より大事なのは、場所・・・
と考えると、やはり私には無理だと思ってしまいました。
持ち家のデメリットである、
簡単に引っ越せない
ご近所付き合い
これらが、メリットを上回ってしまうのです。
そのほかにも、
修繕
掃除する場所が増える
手頃に買える土地は郊外=仕事しにくい
家は負債という考えに賛成・・・
とか細かい点はありますが、
やっぱり私は場所に縛られるのは嫌なんだと思います。
私は田舎育ちなので、密なご近所づきあいは子供の頃からありました。
大人になった今、なおさら厄介だと思います。
付き合いやすい人ばかりならいいですが、絶対にそんな事はありえませんし、
もう付き合いたくない!と思っても引っ越して逃げることができなくなります。
このような心配が杞憂だとしても、リスクとして考えておかないといけないと思うし、
逃げ道を塞がれることが何より恐ろしいです。
割と真剣に考えてみたけど、やっぱり賃貸がいいや。

