
ウメです。
私の母の姉は、独身です。
もうおばあちゃんですが、今まで一度も結婚したことがなく、そのことを後悔しているようです。
結婚して子供が欲しかった、が口癖で、ついでに言えば説教も大好き。
私はこの伯母があまり好きではありません。
と言うかこの人を好きな親族はいないんじゃないか?というくらい、皆にうっとおしがられてます。
理由はもちろん説教です。
自分のきょうだいはもちろん、結婚した甥姪にも、私のような独身の甥姪にはなおさら、激しいです。
説教というか、自分の考えを押し付けてくるんですよね。
私は自分で結婚しない道を選んだし、微塵も後悔していません。
誰かとプライベートを共有するなんて、考えたくありません。
ところがこの考えが理解できないようなのです。
どれだけ断ろうと手紙や自費出版の本を送りつけてくるので、母には、私の住所は決して教えないように言ってあります。
なので、母経由で手紙が送られてきたり、色んな話が来るんです。
そんな中、突然「重要事項説明書」と「委任状」が届き、サインしてほしいと。
これは私の父が所有している土地を伯母が借りて、そこに倉庫を建てるに付き、(ここまでの話は聞いていました)
その倉庫の名義を私にしたいと。←😮
それとは別に、伯母自身が所有する土地と家を、死後、私に継いでほしいと。←😱
そう言ってきました。
なお、母と伯母は同じ市内に居住していますが、
私は県外に仕事と住所があります。
わーい、土地と建物がもらえる!
なんて喜ぶほど知識がないわけではありません。
私は伯母の法定相続人ではないので、死後、不動産を相続するとなると、正確には遺贈です。
そうなると、相続税や登録免許税が高くなります。
これは受贈者が支払わなければならないので、私が現金で払うことになります。
まあ相続税は非課税になる可能性も高いですけど。
今の生活の拠点から遠い場所(しかも田舎)に土地家屋をもらってどうしろと。
速攻売り払うにしても、田舎だし築年数も経ってるので、買い手が見つかるか微妙なところです。
見つかるまでは固定資産税も私が払わなければいけません。
倉庫の方も問題です。
最初から私の名義であっても、支払いが伯母なので、これは紛れもない贈与です。
つまり私が贈与税を払わなければならない。
しかも倉庫の中のモノ(叔母は絵が趣味なのでその保管場所と思われる)の処分費用ももれなくのしかかります。
では、伯母の死後、母が一旦相続して、それを母の死後、私が相続するというのはどうでしょう。
母の死が先であっても、代襲相続可能なので、その点は大丈夫です。
だけど、私は母との関係において相続時精算課税制度を利用しています。
これは2500万円までなら生前贈与しても相続税を払わなくて住む制度ですが、
私は母から譲り受ける財産は現金のみであり2500万円を超えないということを確認して、この制度を利用しました。
ところがこれに不動産がくっついてくるとなると話は変わります。
不動産の評価額次第では、制度を利用したばっかりに、通常より多くの相続税を払わなければならなくなります。
話がちがーう!
しかし、法定相続人が兄弟姉妹しかいない伯母による、母への相続については、考えておくべきだったかもしれない。
それは私の反省点だ・・・。
それでは現金も相続できればどうか?
しかしそれは流石に法定相続人でない私が言えることではありません。
現金資産いくらあるの?なんて聞けない。
仲も良くない。連絡なんて取りたくない。
でも年も80前後(多分)になって、倉庫を建築して現金を減らしているようでは、
推して知るべし、ではないでしょうか。
つまり、使い道のない不動産を、私が税金を払ってまでほしいと思う理由がナイということです。
関係が良好な伯母ならまだしも、関わりたくないと思っている人であるということも、受け取りたくない理由の1つ。
実家の不動産問題でも頭がいたいのに、おかわりが来るとは・・・。