
ウメです。
押印廃止が叫ばれてしばらく経ちます。
結構一気に普及しましたよね?
それだけみんな、面倒だと思いつつも、当たり前だとか、仕方ないとかと思っていたんでしょう。
そんな状況にあって、力のある人の鶴の一声が効いたと思います。
両者のニーズが一致したからこその劇的な効果だと思います。
また、印鑑廃止は、単純明快ですしね。
マイナンバーカードは利便性が高く、鶴の一声もあったけど、わかりにくいという一面は否定できません。
ところで私が今勤めている会社は、未だに印鑑の呪縛から逃れられません。
というか、
印鑑を廃止しようとして、余計面倒になっているってことも多いです。
印鑑の代わりに自署を求めるのが最たる例。
しかも、印鑑か自署かどちらかでいいわけではなく、自署でなきゃだめという。
いや、その書類自体を無くせばいいんじゃない?って思います。
それは例えば、とある給付金を受け取るときの受領サインですが、
手渡しじゃなく振込なのに、なぜ受領サインがいるのかと。
給料に受領サインなんてもらってないでしょうがー!
他にも、社員が社員寮に入るときに許可証を渡すのですが、そこに社長印が要るのです。
この押印廃止騒動でどうなったか確認していないのですが、
規則上はまだ要るのではないかな・・・?
でも私がそれを作る立場だったとき、押印廃止騒動のだいぶ前からですが、
自分の判断で印は省略していました。
だって外部の人に貸すわけじゃなくて社員ですよ?
しかもその許可証を目にするのは、制作者と、入寮する本人のみ。
入寮後誰かが確認することはないし、退寮時に返す必要もありません。
そもそも許可証自体がいらないだろーと。
他にも、あまり詳しくはかけませんが、様々な書類に未だ押印しなければいけません。
請求書のたぐいも、印がなければ代わりに相手方に担当者名を書いてもらえとかね。
「何かあったら大変だから」というふわっとした理由で、変化を拒む会社です。
仕事なら、「何か」とはなにか、何を想定しているのか言葉にしてみろと思いますわ。
そうしないと対処法も考えられないでしょう。
私が個人事業主始めたら、絶対、それが必要な理由を説明できない手続きは
誰に対しても求めないぞ!

