田舎のおすそ分けは、そんないいものじゃない

2022/07/03

住の話 食の話

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 ウメです。

私は今は地方都市在住ですが、実家は、限界集落とは言わないものの、明らかな田舎です。

私は退職後どこに住むかは真剣に考えていますが、

田舎は絶対にイヤです。

たまに、生活費の安い田舎に移住したいという意見を目にします。

その中に、近所からおすそ分けで食費が節約できる(だろう)という意見があります。

どう思いますか?


去年、こんな事がありました。

私は職場に徒歩で通勤しています。

で、職場の近くに畑や田んぼがあって、そこで作業している人を見かけたことは何度もあったのですが、

挨拶をしたりは全くありませんでした。

そのうちの一人から、ある朝、全く、なんの前触れもなく、呼び止められ、

「これ、いらんか? 持って行き」

と、その畑で取れたウリを渡されました。

断ることもできず、

「ありがとうございます」

といって受け取り、そのまま職場に向かいました。

田舎育ちの方なら共感していただけるんじゃないかと思いますが、

ウリは最ももらいたくない食材です!!!

ある時期に大量にどこからともなくもらえるのですが、使い道が殆どない。

美味しく飽きずに食べるには、手間ひまかけて加工しなければいけません。

料理嫌いの私がそんな事するはずもなく、

職場で同僚にばらまこうと努力しました。

でもね、どのご家庭も、

「あ、もううちに大量にあるんだ」

とか

「うーん、あんまり使わないからなあ」

とか

すすんで欲しいものではないので、貰い手を探すのに苦労しました!!

なお今年も、ウリが栽培されているのを見たので、収穫の時期は通勤経路を変えようかと・・・。💧


そう、田舎のおすそ分けは、欲しいときに欲しいだけもらえるわけではないのです。

ご近所はだいたい同じ時期に同じものを栽培しているので、

同じ野菜を大量にもらうことになるのです。

スイカ地獄、きゅうり地獄、ナス地獄・・・その中でも、ウリ地獄が一番きつい。


それと、ただで貰えていると思ったら大間違いなのです。

何らかのお返しをしなければいけません。

相手はそれを期待していないかもしれませんが、当然と思っています。

期待するより前に、当たり前なのです。

自分が野菜栽培などしていればそれでもいいですが、

なければお中元お歳暮、はたまた労働力を提供することになるでしょう。

そうして無限ループにハマっていく・・・。


こういうやりとりがなくても、無償の労働力提供は、都会と比較にならないほど多いと思ったほうがいいでしょう。

そういうのが楽しいとか、苦痛でない方は、生活費が安いかどうかはともかく、田舎でいいかもしれません。

私は無理です。

だからといって都会もイヤです。

田舎と都会の中間が、一番、私には合っている、です。



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