【おすすめ漫画】カモのネギには毒がある

2022/10/02

閑話 趣味

t f B! P L

 ウメです。

久々に興味深い、面白い漫画を読みました。

最近だと、「ハコヅメ」が一番でしたが、

これはまた違った面白さです。

セミリタイアのための資産づくり、その防衛にとても役立つ漫画だと思いました。

電子書籍版ももちろんあります。


こちらの原作者の方は、「クロサギ」の原作者でもいらっしゃいます。

クロサギは古いマンガですが、詐欺師を詐欺師がやっつけるというお話。

小さな(?)詐欺師を手玉に取りつつ、最後に大きな詐欺師に立ち向かうという流れで、まあかなりのボリュームですが、すごく面白かった。

そして、漫画家さんは、ライアーゲームを描かれた方です。

もうこの組み合わせ、面白くないはずがない!


あらすじはこんな感じ:

主人公の加茂は大学の教授であり天才経済学者だが、ほとんど講義をせず、フィールドワークに重きをおいている。

なぜなら、実社会の中にこそ、カモにされている人間をたくさん見つけられるから。

そんな人間を見つけ出し、自信の理論を証明することこそが、彼のやりたいことだ。

そして彼は、これまでに築いた莫大な資産を使い、そんなカモを救っていくのだ。


物語の中に色んなタイプのペテン師が出てきますが、この加茂教授は頭脳的にも資産的にも圧倒的強者です。

まだ2巻までしか出ていませんが、これまでのところ、彼は絶対負けないだろうという安心感があります。

時事ネタを、ニュースで言わない裏の部分まで、物語に組み込んで解説してくれる部分も、興味深いです。

もちろん、漫画的にも面白い!


こういう漫画を読むと思い出します。

ネットワークビジネスとか、経験の浅い若者を狙って、お金をむしり取るやりかたって、

昔からありました。

その頃はネットワークビジネスなんて、言われてなかったかもしれませんが、

名を変え、形を変え、

いつの時代でもあるのではないかと思います。


私が大学生になったばかりの頃、勧誘されたサークルにも、この漫画に出てくる

「特に活動らしい活動はなくて、来たいときに来て、メンバーと適当に喋ったりゲームしたりお菓子食べたりするだけ」

というものがありました。

一度、誘われるままについていき、ちょっとお菓子を食べながら喋りましたが、

その後行くことはありませんでした。

単純に足がなかったし、行って何すればいいかわからないし、お菓子代も次からは払わなきゃいけないんだろうなとか

けちくさいこと考えていかなかっただけですが、

ああいうサークルももしかして、マルチとか、宗教・思想の入り口だったりするのかと、驚きました。

他にも

「プレイステーションが抽選であたります。説明会に来てください」

とか

「イルカの絵?に興味はありませんか。価値の下がらない財産です!」

とか

いろいろあったなあと。

そういう詐欺とかマルチとかあると知らなかったので、まさか罠があるなんて思わなくて

ふらふら行っちゃうんですよ。

幸いどれにも引っかからなかったのは、自分が知識武装していたわけじゃなくて、多分運が良かっただけ。


最近は18歳成人になって、高校とか大学で、こういう危険性について説明があるといいます。

それでも、実際そういう罠が近づいてきたとき、まさかそうだとはきっと思えないんでしょう。

マルチに足を突っ込む若者は絶えないと聞きます。

そしてもしマルチを始めてしまったら、もちろん自分のやっていることが正当だと信じ切っている人もいますが、

中には、薄々マルチだと気づいているけども、最初に支払わされた大金を取り戻すためには友達を売ってでも・・・と考える人もいるそうです。

ここらへんは漫画で語られていることではないんですけどね。

自分の周りでマルチをやっている人がいても、正気に戻すことは私にはできそうもありません。

それよりも自分を守ることだけで精一杯です。

ただ相手(ペテン師)のやり方、考え方を知るのは大事だなあと思いました。




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