相続について親と話した

2022/10/12

悩み

t f B! P L

 ウメです。

先月久々に実家に帰省しました。

親から、土地の話をしたいとので、一度帰ってこいとのことでした。


私の実家は田舎にあります。

一応県庁所在地なのですが、郊外で、周りは山と田んぼです。

市街化調整区域に指定されているため、自由に建物を立てることができません。

所有者やその相続人が住む家をたてることはできるんですけどね。

なので土地の価格はめっちゃ低いです。


父はそんな田舎の土地をいくばくか所有しています。

田んぼ数枚、山、宅地(他人に賃借している)です。

私は子供の頃から田んぼの手伝いをさせられていたので、ぼんやりと場所は覚えていました。

この度の帰省で、田んぼと、山、貸している土地を実際に回って確認しました。


山はもう、手がつけられないですねぇ。

一応山も地代が入ってくる要素があるので、いいかなとは思いますが、

それ以外の部分がもうね、森。

山は放置していても収支はプラスでした。


宅地の地代は、破格の坪800円強です!

これもまあ、収支はプラスです。

雀の涙ですが・・・。

収支というのは、固定資産税と比べて、です。


問題はやっぱり田んぼ。

これが赤字なんですよね。

町内の田んぼをすべて集めて法人化し、耕作人に時給を払って耕作してもらっているのですが、

生産物(米、大豆など)の、農協の買取価格が安いため、

人件費や地代、農業機械代、各種消耗品代などをまかないきれません。

毎年大幅な赤字なのです。

だからといって、耕作しないこともできない。

固定資産税がかなり上がっていまいますから。

もうほんとね。

この強制農業をやめてほしいです。

そんなに耕作放棄地を作りたくないなら、

市街化調整区域なんて制度をやめて、

第一次産業も完全に市場原理に任せて、

やりたい人だけにやらせればいいじゃないですか。

当然生産量は激減するでしょうけど

国産品は高騰し、安くて質の悪い輸入品が席巻するでしょうけど、

それもこれも消費者が選んだことでしょう。

辛くて儲からない農業を人に押し付けて、自分たちが安い食品を手にできればよいなどと

考えてる人達を助けたいと思いませんもん。

いま実家の田んぼでは、人間用の米の他に、飼料用の米も作っていますが、

飼料用の方が良い値段で売れる上に、品質に気を使わなくていいから楽。


 ただの保険屋に成り下がった農協にメスが入らないかとか

 少し傷があるだけで文句を言う消費者がいなくなってほしいとか

考えていても解決にはなりません。

偉そうに言っていますが、

私も現在は農業に従事しているわけではありません。

しかし相続することを考えたら、

とても他人事ではないです。

実際は他の兄弟が、土地は相続するかもしれませんけど、

だからといって知らん顔もできません。

実際、私は今まで米を買ったことがないのですから。

実家で作られた米をもらっているのです。

なにか協力できないか、

赤字を解消する方法はないか、

頭を悩ませる日々です・・・。




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