個人年金のやばい手数料

2023/01/11

制度の話 投資

t f B! P L

 ウメです。

私は、会社斡旋(?)の個人年金保険と財形年金に加入しています。

基本的に60歳以降の受け取りになるという点で、どちらもiDeCoととても良く似た商品ですが、

決定的に違うのが、生命保険がくっついているということ。

そして加入後2,3年は、絶対に元本割れするということ。

その理由はおそらく、購入時手数料だと思います。

どれだけ取られているかは当然どこにも書かれていませんが、

ガッツリ取られていることは想像に固くありません。

絶対に元本割れするって、よく考えなくても恐ろしくないですか?

投資未経験者がよく言う、

「でも投資って、損することもあるよね? だから怖くて」

損することもある(けど得することもある)投資と、最初は絶対に損する個人年金保険、

どちらが怖いんだろう・・・?

いやいや、個人年金保険は、長くやればちゃんと増えるから?

長くやれば、という条件なら、インデックス投資だってかなりの確率で増えるじゃん…。

それに購入時だけじゃなくて、ちゃんと毎月手数料取られてますから。

それでも、雀の涙ほどの利息を選ぶ人が多いです。

それもまた、選択の一つです。


で、年末の暇な時間に、自分が入っている個人年金保険の手数料を計算してみました。

保険会社が謳う利息は1.2%です。

それと、私が1年間につみたてた金額、

1年前の合計と、1年後の合計の差額、

これらを計算して出た、大体の手数料額は、積立額の25%でした。

全部が手数料とは言いませんが、保険会社に抜かれている割合は25%です。

一方、手数料を引かれていないと考えた場合、

利息を計算すると、0.7%でした。

まあ、ほんとだいたいですけどね。

25%手数料取られていると考えるより、利息が0.7%だと考えたほうが精神衛生上良さそう。


投資信託を選ぶときって、0.1%の手数料(信託報酬)を惜しみますよね。

0.1%以下の商品もたくさん出てきましたし、

1%もしたら高い!といわれます。

私が前に非難したオフショア投資も、手数料は5%程度でした。

(これは手数料はもちろん、商品や会社自体の信用が低いという根本的な問題がある)

そんななかで、25%


私は以前はこの個人年金保険に今の3倍くらいの額を積立していました。

何も考えずに。

でもちょっと真面目に勉強するようになって、今では年末調整時の保険料控除10万円になるギリギリの額にまで下げました。

本当はこれすら必要ないことも、もうわかっています。

なぜ解約しないのかというと、

これらを解約してしまうと、一気に現金が1000万円以上増えてしまうからです。

私が退職するまで、予定ではあと1年と少し。

これらは会社斡旋の保険のため、どうせその時は解約しなければいけません。

なのでそれまでおいておいても、もう仕方ないかなと。


ちょっと意外だったのが、財形年金は手数料がかかっていないようだということ。

保険会社の提示する利息と、自分の積立額を計算すると、

ほぼぴったり現在の評価額になったんです。

ただこちらも、購入時手数料はかかっています。

最初の2,3年は絶対に元本割れしますから。

非課税だし、個人年金か財形年金か選ぶなら、財形年金一択かな。

(ただし、途中でやめたら非課税じゃなくなる)


それでも、インデックス投資を優先しますけど。



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40代のうちにセミリタイアしたい! 現在40代半ば、ごく一般的な会社員の独身女性です。セミリタイアを意識し始めたのは42歳の頃。より快適な人生に向かって。 目標があるって楽しい。

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