
ウメです。
標準月額報酬というものがあります。
これは、毎年、4~6月の平均月給をもとに割り出され、
その後の厚生年金保険料や健康保険料の金額を決定する基準です。
したがって、4~6月は時間外勤務を抑えたほうがいいとか言われます。
もっとも、大抵の場合、3月分の残業代は4月に、というふうに、
1ヶ月遅れで支給されると思うので、
実際抑えたほうがいいのは3~5月ということになると思われます。
んでは、本当に抑えたほうがいいのか?というと、
そもそもそんな事が可能か?
私のこれまでの仕事内容は、3月と4月がとても忙しかったので、
自然と残業が増えてしまっていました。
この残業量が1年中なら別にいいのだけど、
肝心の4~6月分の給料だけが高くて、他の月はそれほど残業がないため、低くなるという。
よって、標準月額報酬が高く算出されてしまうが、
他の月はそれに見合う月給をもらっていないという、悪いパターンでした。
でもだからといって、やりたくて残業してるわけじゃないし、
そういうの抑えるとか、自分の裁量でできなくないか?
とにかく、過去4年分くらいの給料明細を見て、
標準月額報酬が1級上がると、給料天引きされる保険料等がいくら増えるのか調べました。
私の場合ですが、
3000円~4000円程度といった感じ。
うーん、これくらいなら、1,2時間残業すれば賄えちゃうくらいですね。
健康保険料はたしかに多く払うと損な気はしますが、
厚生年金保険料は、多く払えば一応もらえる額も増えるはず。
そして毎月払ってる社会保険料のうち、厚生年金保険料が占める割合のほうが圧倒的に高いのです。
厚生年金保険料は67%
健康保険料は27%程度です。
そんなに目くじら立てて、4~6月の収入を減らそうとしなければならないとは思えない。
っていうか実際収入減るのは寂しい。
っていうか残業量なんて自分で調節できない。
っていうか抑えたところで標準報酬月額が下がるか計算しきれない。
ま、私にできることは、目の前の仕事を頑張ってこなすことだけだ。

