ウメです。

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どれもこれも、「無料」に群がる人々を、待っているのは「高額支払い」の罠。

先日、初めて行ったショッピングセンターで、風船を配っている人を見かけました。

子供向けなので、当然私は横目で見ながら素通りしましたが、

その人の隣に、ウォーターサーバーが！

あ、ああ～～～、そういうことか。

子供を風船で釣って、その親にウォーターサーバーをセールスする気なのだ。

悪どい・・・と言わざるを得ない。

こういう売り方をしないと売れないようなものを売っているのだ。

遡ること10年ほど前、何度目かの引っ越しで賃貸を契約したとき、

浄水カートリッジが無料でついている、と言われました。

ところがよく聞いてみると、無料なのは最初の1ヶ月で、その後は何千円かかかるとのこと。

いらない場合は1ヶ月後に解約してくださいとのこと。

今なら言える。

なんで契約してもないのに解約とかでてくるんだよっ！

それに、解約（というか拒否）はわざわざ1ヶ月待たなくても、直ちにできるはずだ。

当時の素直な私は、律儀に1ヶ月待って断りの電話しましたよ、と。

更に遡ること、今から15年ほど前、エステの無料体験に行きました。

レーザーでそばかすが消えるというやつでした。

終わったあとにかなーーーりの時間拘束されました。

無料でやってもらったのだから何かしないと悪いな・・・という気持ちを利用する、よくある手法。

なんとか断って帰ることができましたが、その頃から私はエステというものにかなりマイナスの感情を持っています。

ちなみにそばかすは、その後、美容外科クリニックで薄くしてもらいました。

エステなんかでやらなくてほんと良かったわ。

さらにさらに遡ること今から25年ほど前、プレステ（だったと思う）が当たりました！というハガキを受け取りました。

今ならわかる、この手法の詐欺具合が。

そもそも応募していない。

でも当時はうら若き二十歳くらいの女子大生。

そんな事も分からずホイホイ行ってしまいました。

プレステをすでに持っていたにも関わらず。

で、行ったら、なにかの勧誘を延々されました。

何だったかは覚えておりません。当然、プレステはもらえませんでした。

幸い契約はしませんでした。

さらにさらにさらに遡ること、大学入学時、

一人暮らしを始めたばかりの頃、

新聞契約時の粗品につられて、３紙も取らされました。

あーーも～マジ無能。

同じ境遇の人でも、私ほどの無能はそうそういなかったのではないかと。

親に言ったことで、解約に成功した、と思います。

昔過ぎて覚えていない。。。

このように私も、無料ナンタラに釣られたことは多いなと。

でも、際どいところで巨大な罠には落ちずにすんできたと思っています。

いやもしかしてなにか引っかかったことがあったけど、嫌な記憶すぎて忘れている可能性も・・・？

ずーっと勢いの衰えない、生まれては消え、形を変えてまた生まれ、こういう詐欺的手法。

20歳前後の頃って本当に引っかかりやすいこと、わかる気がします。

マルチとかネットワークビジネスとか、だいたいそのくらいの年齢がターゲットですもんね。

でも２０代のあとも、３０代、４０代と、その年齢に合わせた、巧妙な詐欺があるわけでして。

私はその一つが、無料ビジネスだと思っています。

頑張って稼いだお金、ためたお金、増やしたお金をこんなことで取られないように、

できるだけ「無料」には近づかないようにしようと思います。

有料だからいいってわけでもないけどね、

有料だと、よくよく吟味する分、マシだと思うし、

結果的に損失額が少ないような気がする。気がするだけ。