ウメです。
私の場合、iDeCoの掛け金は最大月12,000円、年144,000円です。
今度の12月から、月20,000円までに増額できる対象になっています。
しかし私は、来年の3月で会社を退職予定です。
その後は1号被保険者となるため、掛け金は最大月68,000円と大幅に増えます。
NISAは喜んで満額埋めますが、
さてiDeCoはどうしようね?
といいますのも、iDeCoは受取時に税金が掛かる可能性が高いため、
iDeCo資産は増やせばいいってものでもないと思ってるからです。
そりゃ20年後の税制なんてわかりませんけど、今のところは。
iDeCoの真価は、現在の節税です。
今は給料がもらえているため、所得控除はありがたいですが、
退職後、所得がなくなったら、節税なんて意味がないのです。
月68,000円の掛け金支払いは可能ではありますが、
所得がなければ
一切節税の恩恵を受けられないまま資産が増え、受取時に税金だけ取られる
という羽目になってしまいます。
iDeCoの受取方法は大変複雑で、私もまだ模索中ですが、
退職所得控除を使って一時金受取にしようと考えています。
私は47歳の3月で会社を退職し、会社からの退職金を受け取る予定です。
セミリタイアを狙う人の多くは、退職金を先にもらい、65歳以降iDeCoを受け取るパターンになると思いますが
この間隔を20年あければ、再び退職所得控除を使うことができます。
つまり私は67歳以降にiDeCo受け取れば、税金を取られないかもしれないってこと。
これはかなり現実的です。
受取時のiDeCo資産を見て、退職所得控除を大幅に超えるときは、一部年金形式を選択するかもしれません。
しかしどちらがお得かはよく計算しないとわからないので、
一時金にしたいのが本音。
67歳でiDeCoを一時金受取する場合、使える退職所得控除の金額は
その時私のiDeCo加入期間が22年になっているため、
980万円です。
一方、今の掛け金をこのまま続けた場合、利回り3%で計算すると、
470万円ほどになっていると思われます。
運用利回りは今22%なので、3%は低く見積もり過ぎかもしれません。
仮に利回り5%とすると、610万円にまで増えます。
では掛け金を月2万円にして、利回り5%だとすると、
20年後には920万円になります。
退職所得控除ギリギリか、利回りによっては簡単に超えてしまいます。
掛け金を変更できるのは、年に1回です。
とりあえず退職まではこのままにして、退職後は所得状況を見て、かなあ。
国民年金基金は、利回りが低すぎるので、あまり考えていません。
そもそも退職所得控除の金額含め、税制が変わったらこの計算も意味がないので、
臨機応変、がいちばん大事なのかも。